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10mドーム用コネクター(底辺用)

さて更新するのがだいぶ遅れました。世の中あわただしいもので。

といい分けをして本題に。

10mドーム用のコネクターづくりが遅れています。底辺用の4方向コネクターが10個出来ると2V型のドームを作る分の数は出来ているのです。でも最初の予定は3V型で作る予定だったので6方向コネクターは16個ももう出来ているのです。

2V型、3V型ってなんだ?と疑問に思われる方に説明しましょう。2V型とは底辺が10角形。3V型は15角形になります。つまり、3V型の方がよりなめらかな球体に近づくのです。ですから、同じ直径であれば一つの3角形が3V型の方が小さくなりそれだけ多くの部品を必要とするのです。

何をうだうだ言ってるのかって? 2V型の方ならすぐにも作り始められると色気を出してしまった。そういうことなんです。これが今まで作ってきた総数です。
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そして今回作り始めた4方向コネクターがこれです。
Simgp0668_1

この3種類のコネクターが必要数だけそろうともう半分ドームは出来上がったようなものなのです。
Simgp0671_1

今回の報告はここまで。遅いながらも着実に前進。それしかありません。私の悪い癖は先を読みすぎることにあります。大変なことが先に分かってしまうと手が止まりがちになります。また10mドームはトップがとうぜんのこと5mを越えてしまいます。一人作業で屋根から落ちる危険を避けることを考えねばなりません。なにしろ自宅の2階の屋根から落ちた前科がありますので...。

Simgp0669_1
4方向コネクターはこの写真の下のフラットバーを中間の物のように折り曲げそれを三つ組み合わせて出来上がり。
微妙なそれぞれの部材間のアングルもこれで問題ありません。ちょうど6ッ本足のコネクターの半分になります。

2V型の足の角度は16°と18°。でも両方同じ角度で作ってしまう。私の作り方では2°や3°違ってもかんけいなし。それがフリージョイントの最大利点。なんでも正確にもいいのですが、それでは万一不正確になった部分が出来たときその部分に予想も出来ない集中応力。それが怖いのです。

世の中のもの全てに言えること。フェイルセイフと言うのでしょうか。問題が起きても安全が保たれるような仕組み。これが重要です。しかしこれは目新しい物ではありません。法隆寺の五重塔。この建築法もそうした考え方で出来ていました。塔の中心にある芯柱。これは下から上まで貫いている重要な柱。しかし、この柱が塔の廻りの構造とつながっていない。フリーになっていることを知っていましたか。

NHKのある番組でそれを知ったのですが芯柱は地震の時に廻りの構造体とは逆向きにゆれるそうです。つまり揺れを押さえる免震構造になっていたのです。その為あれだけ何度も大きな地震に遭いながら倒れることもなく現在に至っている。そういうわけだったのです。驚きました。

先人達の智慧。侮りがたし。このドームは大自然が持つ知恵と先人達が培ってきた智慧の複合体。そんなことが言えるかもしれません。こうした考え方は当然大きな構築物全てに応用できることでしょう。

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