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2009年6月

新しい(農)について

新しい農業が叫ばれてからだいぶたちます。化学肥料や農薬の害を心配して有機農法が注目されてきました。食の安全を願ってそうした食品に飛びつく人たちが多くなってきたのも確かな事実です。

私たちは有機農法であれば安全であると思っています。でも本当にそうでしょうか。そうではないという意見もかなり多く聞くこのごろなのです。さらに有機農法ではなく自然農法という言葉が存在します。実際その様な農法を実戦していらっしゃる方もいるようです。そうした農法を実戦しておられる方々のご苦労により私たちはいくつかの問題点を見いだすことができています。

以前私はEM農法なるものに興味を持ちEM菌なるものを入手して試したことがあります。実際のところあまり芳しい結果を得ていません。というか実戦した人がみな初期段階でこれをダメだと結論づけてしまう人が多かったのです。では成果が全く出ないでたらめだったのかというとそんなことはありません。ちゃんと結果をだした人もいたのです。では、結果の出た人と出なかった人の差はなんだったのでしょう。実は意外なところに原因らしきものがありました。

だれでも最初は種や苗を専門業者から買います。そこに落とし穴がありました。専門業者から買う種や苗は化学肥料や農薬を使ってこそ収益が上がるように育てられていたのです。そうした種苗でいきなり自然農法に挑戦してもうまく育たないのが当たり前だったのです。相手は生き物なのです。こちらの都合で、その都合に合わせて生き方をすぐに変えてくれるわけではないのです。やはり育った環境と同じ環境の中でこそうまく育ってくれるということだったのです。

自然農法や完全有機農法を成功させるためにはその環境に適した種苗が必要だったのです。そんなわけで何年も何年も我慢して研究しあきらめなかった人。そしてここがポイントですが自分で種苗を育てた人がその努力の結果と共に実を稔らせたのだと気づいたのです。たまたま資金に余裕があり種苗を業者から買い続けた人はひどい目にあったのでしょう。二度と自然農法なんかに騙されないぞと怒っている人たちも多いのです。


純粋に化け学的なアプローチでは良いものができないのでしょうか?いいえそうとも言えないことが分かってきました。それは分析装置の精密化。それこそプールいっぱいにお酢を一滴落とした状態の水から正確にその成分と量を検出するような技術が現在は確立されているため、以前は化学肥料と言えば窒素とリンとカリとをその作物ごとに量を調整して施すというものでした。以前は微量要素を無視した肥料の与え方によりあまり日持ちがしない命がない形だけの作物が横行していました。しかし現在はそうした精密測定技術により不足していた微量要素を含んだ肥料が登場しています。

この事を科学的に証明し実績を上げられた方に中島常充(なかじまとどむ)さんという方がいらっしゃいました。純粋に科学的なアプローチも決して無視すべきでないことはその実績により証明されております。しかしこの方でさえその微量要素のバランスを人工的に完全に整えることの難しさをも気づくようになられたようです。

ではその微量要素。ミネラルや必要酵素まで調整してくれる優れものはないのでしょうか。自然界にはそうした存在がいるのです。ミミズを代表格とする小動物や目に見えないバクテリア類、そうした存在が働いていました。それらはなんとわずか一握りの土の中で日本列島全部を化学工場にしなければ人間にはできないような化学反応ステップを踏んでいます。そして植物や人間に必要な栄養素のもとを作っていたのです。

言ってることが大げさに聞こえますか。日本列島全部の面積が必要?おおげさな。いいえ。NHKの化学番組人体小宇宙の中で肝臓の細胞一個がアルコールを分解して無害化する化学反応を人間の化学工場で代行すると関東平野と同じ面積が必要だと説明していました。これは一個の細胞がアルコールを分解して無害化するという一つの働きだけでなのです。もっと単純なものに見えるバクテリアもその体の中で同じような働きをしているのです。

私たちは最近までこうしたバクテリア類を土の中から排除することばかりしてきました。そして形だけの栄養価の低い野菜や穀物を食べてきました。そうしたことが反省を生み有機農法へのシフトが始まったのです。そしてある程度化学肥料も進化してきたのです。そうしたものを私たちは園芸センターやホームセンターなどで液肥の形でボトルに入ったものを最近目にするようになりました。

ここまでの説明でいくらか農業の抱える問題の入り口が見えたでしょうか。

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液肥を使ったトマトの生長6/16

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6/22撮影

何でもやってみようよ

板金作業は全くの初めてといって良いでしょう。なんとNHKの番組でトヨタ自動車の若い板金作業の訓練生達を紹介していた番組を見て。ほんの少し作業の実際を見てまねしてみたのです。

このお椀がそうなんです。コネクターを造るのに切り出した平らな円盤を金槌一つで何処までできるかやってみました。その結果が次の写真。ドームのてっぺんに使おうと思っています。結構やってみると何とかなりますね。ちゃんとした道具があればいろいろ作れるのでしょう。Simgp0338

今回のドーム用コネクターに使った道具と3種類の完成写真です。こちらも写真の道具だけで作っています。おそらくDIY好きの人ならみな持っているような物ばかりでしょう。こんなんで作ったんです。たいしたことないでしょう。
本格的な仕事のできる人なら朝飯前のしごとかもしれません。10mドーム用のコネクターが大変な労力を必要とするのに比べてあまりに簡単なので拍子抜けしている状態です。

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今回のコネクターはへこんだ面が外側になるように作っています。それはビニールの外皮だけではなくネットやダンプラなっどを張り付け安いようにするため。またさらにはFRPの外皮を作って張り込もうかなど。先の夢を膨らましているところなのです。

ドームを造ってみたい人はご自分にあった方法を構築してください。正解はないと思います。また使い方もいろいろ。妻の郷の義理の兄さんはイチジクを栽培しているようです。露地栽培では鳥の被害に遭うかもしれません。またサクランボの木のようなものなら1ッ本だけをこのドームで覆っても採算が合うのではなどと考えています。他にも利用の仕方があるかもしれません。

今回の移動式ドーム用コネクターは10mドームハウスを造る前哨基地。作業場として考えているのです。コネクターもあと割高なホームセンターで売っている鉄板4枚、1200円で予算は終わりです。あとは数を作るだけ。少しだけ握力を必要とするかもしれませんが。

ところで勘違いをされるとこまるので書いておきます。ここに書かれているアイデアを個人的に利用するのは全く自由であると。法的にも何も問題ありません。そのことを保証しておきます。また軽天材だけでなく何か良い材料が見つかればそれを教えていただけるとありがたいです。これからもさらに軽天ドームは進化していくと思います。質問その他なんでも宜しければコメント欄に書き込んでください。

ジオデシックドーム用コネクターⅡ

さてコネクター制作の続きですが。
私の考えた方式は十分実用新案になる内容のようです。ここで発表するともうだれも自分の独自のアイデアだと主張できません。つまり独占できないのです。以前にも私は自分のアイデアを無償公開しています。それは勉強やパソコン作業などで前傾姿勢で長くいると背骨を曲げたままの姿勢で長時間過ごすことになります。その結果内蔵に無理な圧力を掛けたままとなり健康に良くありません。また妊婦さんなどの場合もおなかの赤ちゃんに悪い影響が出る可能性があります。その問題を解決させる簡単な方法が前傾座面のいすなんです。

 私は以前日産のフェアレディーZやブルーバードなどのシートのマスターモデルを造形する仕事をしておりました。その原型をもとに大量生産のためのいろいろな検討がされたのです。その様な仕事柄人間工学的な見地と解剖学的見地から健康によい姿勢を保てる前傾姿勢のシートを考案したのです。それは仕事ではなく自分の個人的研究結果でした。今現在もいろいろなメーカーが造っているはずです。その一つが次の写真です。Simgp0348
これは一般に市販されている物を見つけて買ってきました。4000円前後の価格だったと思います。このいすに乗るとイヤでも背骨が真っ直ぐになるのです。そのことが解らない人はこれはいったいなんだ?と首を傾げて通り過ぎてゆきます。ただし膝を乗せる下の座面の設置法は私と違っています。これはむしろ北欧で作られた木製のいすのまねではないでしょうか。以前にはこのタイプのいすを巡って裁判がおこされた経緯があります。私は何処にも独占させませんでした。またどこにも一銭も要求しておりません。

 さて本題に戻りましょう今回のコネクターもどこかのメーカーが制作販売等したい場合は私に断ってからにしてください。また裁判沙汰は迷惑です。だれでも自由に使ってください。私の宣言は法律より上になると言っておきます。
このまま行けばやむを得ず復権せざるを得ないからです。

 今の日本はホントにこまった利権国家になっております。鳩山総務大臣の辞任劇も結局はそうした問題に過ぎません。郵政民営化のかけ声のもとに国民の資産を外国資本と官僚マフィア勢力に売り渡すご褒美としての小泉さんの利権におそらく鳩山さんは触れてしまったのでしょう。もうなにがなんでもそれを手にするため手段をえらば無いつもりだからあんな事になったのでしょう。

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これにアームをつなぐとこんなぐあいです。でもこれだけでは簡単に抜けてしまいます。
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こちらが改良型のコネクターになります。
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こうするとなんだか虫形ロボットみたいです。みょうな造形美があります。
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よく見ると解るように返しがついています。この返しのために抜こうとしてももう抜けません。無理に抜こうとするとさらにくいこむ力が働きます。チョットした切り込みをその場所に設けると完全です。はずすときはその返しを指で押し下げます。これで何度も設置解体が可能になりました。また余分なボルトナットはいりません。まるいカバーは天頂部の雨漏り防止用と外皮を挟み込んでその部分で固定するときに使います。300円でこれだけの数がそろいました。
もし質問があればコメントに書き込んでください。作りたい方には全面的に協力いたします。

 また板金作業は素人です。作り方でよい方法があったら是非教えてください。宜しくお願いいたします。

軽天材ドームハウス用コネクターの試作

 試作するのは実に楽しい。 何も制限されていないのだから自由にいくらでも発想を展開できる。物作りの楽しさはこんなところにもあるのかもしれない。何しろ自由なんです。不自由な世の中にあってもこうした自由を持つことによって自分を解放しているのかな?

 今回は実際に6mドームを造ってみてネジの本数と一人作業だと経験のない人には作れないかもしれないという問題が出てきました。またこのドームを普通のテントのように簡単に組み立てたり、また撤去したりできる方式を取り入れたいという思いにもかられたのです。

 以前は家族全員で1週間もキャンプ生活を毎年楽しんでいました。テントも6人用の比較的大きなサイズの物を使っていました。それでも子供が3人以上になってからはだれかが車の中に寝なければならなかったのです。もしこれがその時あったら良かったのにとつくづく思います。現在は年老いた母の介護のために妻が付きっきりで家族全員のキャンプはできなくなりましたが。

 話を戻して。さあコネクターの試作です。材料は0.5mm厚の鉄板。ユニディーで600×450で300円で購入。それにCADで書いた図面をもとに製作開始。金ばさみで材料の切り出しです。

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図面を切って鉄板に張り付け、ポンチで必要な交点のしるしを付けます。その交点をけがきで線を入れます。
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けがいた線をもとに不要な部分を切り取ります。Imgp0208
それを折り曲げるとこんな感じ。Simgp0209
軽天材をはめてみました。Simgp0210

画像がもう張り付きません。とりあえず今回はここまで。

じつはこの時点ではめ込むとカチッと言って位置が決まり抜けなくなる方式を発明。成功しました。なんておおげさですが、実に簡単に付けたり取ったりができる方式を見つけました。これで設置撤去が思いのままになります。
コネクター式ですからアームの長さを変えればサイズも自由になります。用途に応じて恒久的な設置にも向くと思います。恒久設置の場合は軽天材の中でガソリンスタンドの天井などに使う強風対策用の厚めの材料を使うことで信頼性の高い物を構築できるでしょう。なにしろ今使っている材料は紙みたいにぺなぺななんです。それでもまだ電話がないのです、壊れていないのでしょう。ドーム方式の利点はビニールハウスでも証明済み。横方向の風に対する強さは抜群なのです。でもビニールハウスは縦方向の風に意外と脆い欠点があるようです。

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