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10mドームの制作

 ドームハウスの制作はさすがに暮れになって何かと忙しく進展なしなのです。

自分がブログを立ち上げたのでほかの人の記事が気になりまた。前回ドームハウスで検索したことがあったので今回はジオデシックドームで検索してみました。

すると日球ドームとスタードームというサイトにぶつかりました。どちらも構造材に竹を使用したものでした。やはり考えている人がいるんだと。それぞれ独自の考え方でなかなかすばらしいものです。特にスタードームの方は未開発国でも制作可能な方式なので災害時などのテント代わりに仕えないかと思ったのです。

私の場合、竹を使いたくても費用が掛かりすぎてしまうのです。東京では竹よりも軽天材の方が遙かにやすいのです。下手をすると2バイ4の木材の方がやすいでしょう。日球ドームの利点はコネクターを使っているため一人でも設営可能なことでしょうか。そしてイベントのような短期間の設営に便利なようです。

私の10mタイプは2バイ4材を使ったタイプとなります。コネクターでフレームを作り外皮をかぶせる方式をとりました。以前にも申し上げたように部材を置くスペースの問題があるからです。コネクター方式の利点はなんと言ってもこの点につきると思います。

まずは部材の中で要となるコネクターの製作と設計です。ネット検索でコネクターをどのように作っているのか参考にさせていただこうと探してみました。ところが帯に短したすきに長しでなかなか良いものがありません。なにしろ私はお金を掛けたくない。プレスや本格的な工作機械は持っておりません。ましてアルミの鋳造など全く無理です。

見てお分かりと思いますがフレームは3次元的に角度がついています。5本と6本の足を伸ばした形をまるいパイプをカットしてその周りに足を溶接する事を最初は単純に考えました。似たような構造の模型を見つけました。しかし部材が複数になるし強度が心配です。そこで“自由な”発想の登場です。5センチ幅の3mm厚のフラットバーを折り曲げて形を作ることにしたのです。

私の考えた方法は強度を溶接に頼りません。溶接ではなく根本を針金で縛っただけでも良いのです。万が一溶接が剥がれても構造が破綻することはありません。絶対にないのです。それがこの“折り紙方式”の最大の利点なのです。元々のフラットバーの力学的強度を当てはめるだけで計算は終わりです。

コネクター部分の写真です。

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コメント

5センチ幅の3mm厚のフラットバーを折り曲げて形を作るとありましたが、どのように折り曲げられたのでしょうか?
お教えください。
どのように角度をつけられたのでしょうか。
コネクターだけを安く手に入れる方法ないので自分で作れたらと思っているのですが。
よろしくお願いします。

福岡の八女市の山奥に住んでおります井上と申します。木工の趣味があり、趣味の範囲で様々なものを作っています。ここにきてようやく溶接ができる環境を持ちました。以前からジオテックドームに関心があり、自分で建ててみたいと考えていました。コネクターなどの自作が出来なかったのであきらめていましたが、3mm厚の鉄のアングルなども簡単に溶接できるようになり、いろいろ調べているうちに、このブログに行き当たり、まさしく私も考えていた5角形と6角形のコネクタを溶接で製作してあるのをみて、ワクワクしています。治具などはなんとか自分で作るとして、質問は、5角形と6角形のコネクターの角度です。図面などは見せていただけますでしょうか。

だいぶ昔に、ビッグフット(現在のBESS)にドームハウスを見に行って感動し、自作したいと思いましたが、8mぐらいでも200万円のキット(骨組みだけ)でした。先日、最近はまっている自作の水力発電機のフレームを溶接していて、ふと「もう、自分でコネクターを作れるんじゃないかな?」て思たところに、この記事です。びっくりしました。

私の製作目的は、年々強くなる台風に耐えられる半球状のドームを自作するためです。土地は、山の中なのでなんとかなりそうです。私も建築基準を無視した「造作物」をたくさん作ってきました。

書きたいことはたくさんあるのですが、写真のコネクターは、私が考えていた方法より、ずっとシンプルな構造で感度しました。コネクターの図面と可能なら作り方のコツも教えてください。よろしくお願いいたします。

伊藤さんよくいらっしゃいました。ご質問にお答えしたいと思います。

コメント欄だけでは分かりにくいかと思いますので。一応記事としてアップさせていただきます。

先に簡単な答えだけお知らせします。

6ミリの幅に切り込みをテーブルソウを使って切り込むだけです。ジグを作りその幅の中で2回ほど切り込めば完成です。この切り込みによる強度劣化はほとんどありません。記事の中でご説明しようと思っております。

ただ、私のまねをするのは一向にかまいませんが、私は建築士ではありませんし強度その他の保証はできませんので自己責任で宜しくお願いいたします。

はじめまして。
自然栽培+養鶏の複合経営を目指して、北海道で農業研修中の伊藤と申します。
もうひとつの目標は自分で家を建てることです。
これまでログハウス中心で検討してきましたが、そのなかでドームハウスというものを発見し、こちらのほうが経済的にも構造的にも優れているという印象をもちました。
ドームハウス(倉庫と鶏舎もできればドームで)を建てようという決心をしましたが、どうせなら何棟かを建てようと思います。その場合、やはりコネクタを使う工法が時間的に有利だと思いますし、これから増えてくると期待している自分のような農業を目指す人達にも技術提供しやすいと考えています。
ということで、ドームハウスコネクタを探していたんですが、なかなか日本で「これはっ!」というのがありませんでした。
ようやくDIYハッピーライフさんのブログに辿り着きました。
フラットバー折り曲げでコネクターを作るとは、ただただ驚きです。
早速コネクタのミニチュアを作ってみました。コネクタはほぼ思い通りにできたのですが・・・、写真にあるように木に差すにはどうしたら良いのだろう???というところで止まってしまいました。
フラットバー二枚分=6mm厚の溝をバーの長さ分削るというのはノミなどではできないですよね?
片側から切り目を入れてしまうのなら可能だと思いますが、しっかり固定されるだろうか(やってみればいいだけなんですが)という疑問がでてきました。
写真ではよくわからないので教えていただきたいのですが、実際はどうしているのですか?

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