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ドーム制作のカナメ

  さてコネクターに関してだが、6mサイズの方はコネクターは使わない。その必要がないからだ。それに対して木造の方は一人作業を前提にしていること。部材の置き場所の問題によってコネクタータイプをチョイスしました。
この10mタイプはコネクターの完成=ドームの完成と言っていいほど重要なポイントなのです。木材の方の加工は両端に縦のスリットと横の1ッ箇所のボルト穴が両端につくだけで3種類の長さを必要本数用意するだけなのです。
後は同じ事をこつこつと積み上げていくだけ。何しろ数がありますから。
同じものを数作るためにジグを作ります。このジグによって正確に同じものを数多く作ることが可能になります。6本足のジグの写真です。折り曲げたフラットバーをボルトナットで仮止めし溶接するところです。

Img_5284

5本足用はこちらです。

Img_5285
溶接が終わった段階はこんな感じです。要所要所を溶接しているだけです。溶接前の写真を見て分かるように溶接しなくともボルト止めをすれば形になるのです。

Img_5288
最初の三角形を組み上げた状態です。

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塗装が終わるとこんな感じ。Img_5293

トップの五角形を組んでみました。組んだ頂点に乗っかってみました。ビクともしません。これだけでも相当の強度があります。やはり予想道理です。剛性を高くするためには重さを軽くすることも必要です。強度を上げようと必要以上に重く仕上げていらっしゃるドームを見受けます。本末転倒だと思います。シャボン玉ですよ...。シャボン玉。

Img_5296
このコネクターは三角形を維持する力学的な力が自由回転に任されているのが特徴です。相対角度の位置決めがこのコネクターに依存していないのです。ここにも物理的な自由の利点を持ち込んでいます。もし2点止めにボルトをすると、角度の制作誤差が出た場合無理な力がコネクターに掛かり、地震などの予期せぬ力が掛かったときその部分に応力が集中することになります。結果として予想外の破壊がのぞみます。ここを自由回転にすることにより無理な力を必要方向に逃がすことが可能となります。

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